2013年01月22日

月間予定表の編集・広報業務のカイゼンの案件

カレンダーをの画像「カレンダーをめくりました。 / senov」
credit: senov


会社の予定表をGoogleカレンダーに書いてあり、その内容を一覧表に出すという仕事があるそうです。Googleカレンダーに入っているなら、それを共有するだけでええやんと思うのだが、そうは問屋が卸さない。これを Excel で再作成して紙で渡さなければならないとの事。

予定が入りしだい Google カレンダーに入力していき、最終的にはそれを見ながら、手作業で Excel に入力しなおしていると言う。

システム屋はこういう手作業を許せない。頼むから自動化させてくれーとお願いしてでも自動化したいのがシステム屋というものです。 調べてみると、Google Apps Script を使えば簡単にできるっぽい。 よーし、さっそくやってみるかー。

さっそく、やってみました。Google Apps Script は わかりやすく言うと Google 版の VBA です。すんません、わかる人にしかわかりませんね。Google ドキュメントを直接さわれる Java Script のマクロ と言ったらわかりますかね。

ま、そんなこんなで、Google カレンダーの内容をプログラムからひっぱってきて、ちょいちょいと加工して、最終的に Google スプレッドシートに貼りつけるプログラムを書きました。内容が特殊なのでここでは公開できませんが、こういった事はやるための仕組みがちゃんと用意されているのは、大変すばらしい事だと思います。

同じような事をOutlookとExcel でやろうとすると、もっと手間がかかったり、VBに悪態をつきながらプログラミングする事になった事と思います。

もっとも紙での出力を前提とした Excel ファイル の作成などというプログラミングがこれから何度もあるようなら、それはそれでなんだかなぁというような気がします。

Google Apps Script — Google Developers

初心者のためのGoogle Apps Scriptプログラミング入門
posted by totoro at 09:09| 案件 | 更新情報をチェックする

2012年08月10日

古いコンピューター環境をどうするか



先日、こんな仕事がありました。

「仕事でWindows98を使っているが、マシンが壊れそうなのだけど、今の仕事はWindows98でしかできない」との事。

プリンターが最新のOSのサポートを受けられない、使いたいアプリケーションが新しいOS(WindowsVista)に対応していないなどなど。こういった事はけっこうあります。開発のお仕事だと「じゃあ、新規開発しますか」という話になったります。もっとも、このような場合、めちゃくちゃ費用がかかります。

でも、作りなおす必要があるほどのものならともかく、今で十分満足していたり、新しくつくる事でのトラブルの事も考えると、現状をそのまま使いつづけるというのは、結構、アリな選択肢だと思います。

VB6 で作ったアプリを .net で書きなおす。なんてのは受注するシステム屋にとってはおいしい話かもしれませんが、頼む方の企業としては、デメリットが多すぎる気がします。

動いているものに手をつけるなという格言がシステム業界にはありますが、これはまさにこのような状況で使う言葉だと思います。Windows98で動かしていたシステムは、Windows98で動かせと。

しかし、今時、Windows98をインストールして使えるハードは限定されますので、こういう場合は仮想マシンを使います。

今回の仕事では、Windows98 を VMware Player で動かしました。USBドライバのインストールですこし手間取りましたが、古いアプリをそのまま動かして、プリンターを動かすことができました。

これでいつハードが壊れる心配をする必要がなくなりました。ハードが壊れたても仮想マシンのディスクイメージをコピーするだけで、これまでの環境を動かすことができるようになりました。
posted by totoro at 02:08| 案件 | 更新情報をチェックする

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